穿った見方をすれば、周囲の目を恐れて善人を演じている小心者って線もあるか
その場合、保身が至上命題だから、リスクを負ってまで他人に手を貸すことはまずない
ただしリスクを冒さないと自らの名誉・評判が脅かされる状況では動くかも知れない

いざ人を助けるために動くとき、つまり利他行為を行う際に、
損得勘定や打算を含むかどうかが、お人好しを判別するうえでの一つの基準・目安かね

呼ぶ側の視点に立つと、「お人好し」と「人がいい」の使い分けに関しては、
好感が持てたり擁護したくなる人には「お人好し」のほうを使うのかな
好ましく思っても、無謀さや無鉄砲さ、周囲にかかる迷惑や実害のほうが勝るようだと、
むしろ「人がいい」と揶揄されかねない