樺太ルーツ説とカムチャツカ半島ルーツ説が考えられるが、
中国元王朝の正史である『元史』によると、クイ(アイヌ)が毎年宗谷海峡を渡って侵略行為を繰り返してるという樺太の先住民のギレミ(ニブフ)からの訴えにより、1264年に元が樺太へ軍を派遣したと書かれている。
アイヌ研究の第一人者の知里真志保氏もカムチャツカ半島ルーツ説を唱えているし、こちらの説のほうが正しいのかも知れない。
元々は樺太に住んでいたがニブフに追い出されたという可能性もあるが。