横浜市西区みなとみらいに勤め始めて、1年と3ヶ月ほどである。
高校から大学院までの10年間、都心の学校に通いつづけた私だが、10 年ぶりに「横浜市在住在勤者」になった。
そして今後も「横浜在住在勤者」生活は続けようと考えている。
何故かと言うと、最近あることに気付いたからである。
入社直後から無意識に感じてきたことでもあるのだが、ようやく意識的に気付いたのである。
一体何に気付いたかというと、「横浜は田舎である」ということだ。
横浜は人口350万を擁し、人口だけ見ると東京特別区に次ぐ「都会」であるはずだが、今働いていて、それが全然都会じゃ無いんスよ、と言いたくなるほど横浜が田舎に感じるのである。
と言って、「横浜は東京首都圏の周縁都市の一つに過ぎない」だとか、「人口は多いけど大阪のような自立した都市でない」、という意味ではない。
そもそもこのような主張は完全に誤っている。
何故なら、横浜は都市でなく、構造的には農村に近いからである。