2015年12月末、東京都内にあるビルの男子トイレで、元神奈川県警平塚警察署に勤務していた、牧野明美容疑者が捜査と偽り男装して侵入したところ、不審に思った目撃者から「変質者がいる」と通報があった。

 「男装して男性用小便用便器の前にチャックを開けたまま立っていた。周りをチラチラと見回し、まるで誰かに見られたい様子だった」、「目の焦点が合わず、薬物でもやっているのかと思った」、と目撃者の証言。
 調べに対して牧野容疑者は、「上司の指示だった」、「自分が悪いと思えない」、「大儀のため」など支離滅裂な言動を繰り返しているとの事。     

 牧野容疑者は、2013年3月に神奈川県警を退職した後、数多く個人的な目的で警察の名前を使用していたものと見て、取調べを進めている。