究極の“匂いフェチ”を逮捕! 35歳無職男が女性の自転車のサドル200個を盗む
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まさに、究極の“匂いフェチ”が御用となった。

神奈川県警山手署は8月24日、女性の自転車のサドルを盗んだとして窃盗の疑いで、無職・近藤丈司容疑者(35=同県横浜市中区立野)を逮捕した。

近藤容疑者の自宅からは、白いゴミ袋計77袋に分けられた自転車のサドル計200個(計120万円相当)が発見され、押収した。近藤容疑者は母親と2人暮らしだが、1部屋と押し入れに置かれていたという。

逮捕容疑は、22日午前4時45分頃、中区の集合住宅の駐輪場で、主婦(31)ら女性3人の電動自転車のサドル3個(計1万8000円相当)を盗んだ疑い。

同区では、主婦らの自転車からサドルがなくなる事件が相次ぎ、同署管内にサドル盗難の通報が24件あり、うち12件の被害届が出されたが、被害者はすべて女性。

被害に遭ったのは、すべて電動自転車で、ビニール製のサドルはなく、すべて革製。近藤容疑者は昨年1月からサドル盗みを始め、子供用シートを付けるなど、持ち主が女性とみられる自転車のサドルを集めていた。

近藤容疑者は「革の匂いや質感、肌触りが好きだった。嗅いだりなめたりした」と供述しており、重度の“匂いフェチ”だったようだ。

サドルといえば、自転車に乗る際、尻や下半身が密着する場所。近藤容疑者は女性が自転車に乗っている姿を想像し、匂いをかいだりなめたりして、興奮していたのだろう。下着や洋服、体操服など、体に身に着けるものでなく自転車のサドルとは絶句するしかない。(蔵元英二)