21日午後5時40分ごろ、嵐山町花見台の松屋フーズ嵐山工場で、排水の移し替え作業を行っていた日高市原宿、会社員男性(32)が貯水槽に転落、病院に搬送されたが約4時間後に死亡が確認された。

 小川署によると、貯水槽は食品を加工する過程で発生する汚水をためるためのもので、縦7メートル、横3メートル、深さ5メートルの立方体。当時は深さ3メートルまで汚水が入っていた。近くで作業していた会社員男性(26)が叫び声を聞いて振り向くと、男性が貯水槽に転落するのを目撃。119番で駆け付けた救助隊員が、貯水槽の底に沈んでいる男性を発見したという。