都知事選主要3候補 島しょ、多摩地区を行脚

 東京都知事選に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、元総務相の増田寛也氏(64)、元防衛相の小池百合子氏(64)の主要3候補は25日、都心部を離れ、島嶼(とうしょ)部や多摩地区に足を運んだ。

 鳥越氏は伊豆大島(大島町)を初訪問。離島は輸送費などで物価が高いとし、「消費税を島嶼部は5%にする。都知事の権限ではないので国に働きかける」と語った。

 増田氏は立川市内のホテルで総決起大会を開き、「多摩のポテンシャルを伸ばすことが東京の発展につながる」と訴えた。列席した自民の石原伸晃都連会長は「クリーンな候補は増田さんだけ」と訴えた。

 小池氏はJR三鷹駅前などで街頭演説。「(都庁に)官僚を1人増やせばいいのでなく、政治家のリーダーシップが必要だ」と建設省出身の増田氏との差別化を図った。

産経新聞 7月25日(月)21時49分配信
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