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ヒーローになった気分を味わえるイベントで観光客を呼び込みます。特撮でお馴染みの爆破を体験できるイベントが宮城県登米市で3日に行われました。

地鳴りのような轟音と、ド派手に燃え上がる炎。特撮ヒーローの戦闘シーンなどを盛り上げる「爆破」です。 この「爆破」を体験できるイベントが、登米市中田町石森にある採石場で行われました。企画したのは登米市のイベント会社「009(ゼロ・ゼロ・ナイン)」です。なぜ登米市で爆破なのかというと・・・

009安食俊介さん「特撮現場のある栃木のイベントでこの爆破イベントを知って、登米市は石ノ森章太郎の生まれ故郷と言うことで、特撮を使って地域活性化をしていきたいと思いまして」

体験できる爆破は2種類あります。高さ5メートルほどのド派手な炎が上がる「ナパーム爆破」と、粉塵が四方に飛び散る「セメント爆破」です。 爆破は、実際に特撮現場に携わっている東京の専門業者が担当します。3日に行われたプレイベントには、県内外から特撮ファンや家族連れなど12組、約30人が参加。爆破を背負うように数組ずつ並び、特撮ヒーローさながらの撮影を楽しんでいました。

特撮ファンの男性「特撮が大好きで、こういう爆破イベント、前々から参加したいと思っていたんです。爆風がすごかったですね。ブーンって。あと、熱気がすごい」

ウェブ会社の男性「会社のアピールをしたいと参加させて頂きました。写真は弊社のホームページに載ります」

中には、スーツ姿で撮影に臨む仙台市議会議員の男性も。

菅原正和仙台市議「選挙のリーフレットとか、堅いイメージしかないじゃないですか。ちょっと柔らかいイメージで使えればなと思って」

009安食俊介さん「観光の名所というか、この場所に行ったら登米を知られるという場所は今現在無いと思っているので、新しい観光資源、観光の拠点としてどんどん自分たちで表現していけたらと思っております」

爆破体験イベントは、来年2月ごろから本格的に実施する予定です。参加費用は、ナパームとセメントの合わせて2回の爆破体験で1組1万円ほどを検討しています。

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