出演者が猛烈に自民党政権を批判することでお馴染みの情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。そんな同番組に異変が起こっているようだ。

11月21日の放送回では、ポスト枝野幸男議員を巡る立憲民主党の代表選挙について報道。名乗りを上げた4人の候補の決意表明が紹介され、スタジオ内のコメンテーターが選挙への持論を述べていった。

視聴者から注目を集めたのは、福山大学の客員教授を務める田中秀征氏のコメント。田中氏は今回の代表選はいいイメージがあると前置きすると、岸田文雄政権について「相手の岸田政権というのは非常に安定して、支持が強くなっている」と持論を展開。司会の関口宏も田中氏の意見を否定しなかったため、同じように岸田政権を評価しているようだ。

不気味すぎる? 岸田政権に不安を抱く視聴者
菅義偉政権を批判していた「サンモニ」のコメンテーターたちが、手のひら返しで岸田政権を褒めたことに対して、疑問を抱いた人も多い様子。ネット上では、

《サンモニがそんな事を言うなんて。岸田政権本気でやばいって事か》 《えっ? どこ情報なの?》
《サンモニの逆が真実だと確信しました》
《TBSのサンデーモーニングまでもが岸田内閣を高く評価し始めた。怖すぎる》
《サンモニさんが気にいる政策をしているからですね。絶賛される岸田君…。さぞ、うれしかろう》
《メディアも叩かない、サンモニも絶賛。岸田終了だな》
《サンモニが政権を褒めるということは、自民党支持者が支持しない政権ということかな》
《サンモニが褒めるってことは、保守的にはヤバい!ってことじゃないか?》

などと岸田政権の先行きを不安視する人が続出している。

「『サンデーモーニング』は、これまで頑なに自民党を批判し続けていました。菅元首相が退任するときですら、同政権のコロナ対応について『ちっとも積極的に動いている風には見えない』と糾弾。世間的には菅元首相の働きかけによりコロナワクチンの供給が安定したこともあり、菅政権のコロナ対策を評価する声のほうが大きかったのですが…。そんな逆張り番組≠ェ、人が変わったかのように自民党政権を褒めたので、視聴者は不気味さを感じているのでしょう」(芸能ライター)

「サンモニ」に称賛されたがために、国民から反感を買ってしまった岸田政権。今後の政策や政権運営にも注目が集まりそうだ。

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