共産党は27日、第4回中央委員会総会を東京都内の党本部で開いた。志位和夫委員長は幹部会報告で、立憲民主党などとの野党共闘路線で臨んだ先の衆院選を総括し、自公政権に言及し「支配勢力に攻め込み、追い詰めた」と評価した。政権交代が実現した場合、「限定的な閣外からの協力」をするとした立民との合意に関し「誠実に順守する」と述べ、今後も維持したい意向を示した。

 共産は衆院選で公示前から2減の10議席になったものの立民などとの5野党の統一候補が小選挙区で善戦した。志位氏は「前進させるため今後も揺るがずに力を尽くす」と語り、来年夏の参院選における選挙協力の継続を訴えた。

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