0001きつねうどん ★
2021/11/29(月) 21:46:27.26ID:CAP_USER南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株に対し、世界中で懸念が高まる中、アメリカの保守系ニュースチャンネルのFOXニュースでは、番組司会者らがこれは民主党によるでっち上げだと主張し、物議を醸している。
問題の発言があったのは、11月27日朝に放映された討論番組「フォックス・アンド・フレンズ」。司会者のレイチェル・カンポスダフィー、ピート・ヘグセス、ウィル・ケインの3人は、新種の「オミクロン株」を巡って再びロックダウンが行われる可能性について意見を交わした。
「ロックダウンの可能性について、またいたずらに議論が行われている」とケインは言った。「経済活動の制限についてもだ。目下の危機を引き起こしたのは経済活動の制限であり、ひとたび制限を行えば、そのあと順調に景気が戻ってくることなど期待できない」
カンポスダフィーはまた、バイデン政権で運輸長官を務めるピート・ブティジェッジを「民主党の次期大統領の有力候補」だとした上でやり玉に上げた。
バイデン政権が課題を放置する口実に?
「(ブティジェッジは)パンデミックが終わるまで、コロナが終わるまでサプライチェーンの問題は解決できないと言った。そして今度は新しい変異株の登場で、さらなるロックダウンだ。恐怖が続けば、サプライチェーン問題の解決という自分の仕事をやらないですむ」
ケインもこう述べた。「毎度の変異株だ」
ヘグセスは新たな変異株は約2年おきに出てくるだろうと述べた。大統領選と中間選挙が行われるサイクルと一致すると言わんばかりだ。「2年に1度の10月には、(新しい)変異株が出てくるぞ」
ケインはこう応じた。「そうだ。たぶんその通りだ。だがスピードがもっと上がるかも知れない。変異株はもっと早く出てくるかも知れない」
ヘグセスは電話で商品を注文するような口ぶりで「今、新しい変異株が1つ必要なんです」と述べた。
ソーシャルメディアでは、変異株の出現を陰謀論で片付けようとするこうした発言を非難する声が上がる一方で、民主党が変異株を利用して選挙を有利に運ぼうとしているとの見方を支持する人々もいた。
「中間選挙変異株が来た!」と、テキサス州選出のロニー・ジャクソン下院議員(共和党)はツイッターで述べた。「民主党には、全米で郵便投票を推進する口実が必要なんだ。民主党は選挙で不正ができるなら何でもやるだろう。だがそうはさせない!」
郵便投票は民主党支持者が多いマイノリティーが多く利用するため、共和党は前の大統領選でも猛反対した。
一方、メディア大手NBCユニバーサルの元重役マイク・シングトンは「民主党が新しいコロナ変異株をねつ造しているという根拠のない陰謀論」をFOXがでっち上げたと指摘。「もちろん、いかなる証拠も示していない」