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共産党の志位和夫委員長

 共産党の志位和夫委員長は6日、国会内であった同党国会議員団総会であいさつし、岸田文雄首相のもとで進む防衛力強化について「安倍晋三元首相の場合、全身から危険性を発散させながら危険なことをやった。今の首相は涼しい顔をしながらもっと危険なことをやろうとしている。ここに大きな危険があると厳しく批判したい」と強調した。

 政府は6日提出した2021年度補正予算案に補正では過去最大の防衛費を計上し、年度を通した防衛費は初めて6兆円を突破。これについて志位氏は「空前の大軍拡」と批判し「敵基地攻撃能力保有の動きが本格開始し、9条改憲の動きが強まっている。この政権は安倍・菅政権でもできなかった危険な領域に平然と入ろうとしている」と訴えた。【田所柳子】

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