2021年12月13日、韓国・YTNによると、日本が韓国警察トップの竹島訪問を問題視していることについて、
韓国与党「共に民主党」の大統領候補の李在明(イ・ジェミョン)氏が「過度な内政干渉だ」と批判した。

李候補は同日、韓国が竹島に常駐させている警察部隊「独島警備隊」とのテレビ電話で
「金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長が最近独島(竹島の韓国名)を訪問したことをめぐり、
日本が余計に過度な内政干渉をした」とし、「独島は領土守護の象徴のような場所なのでしっかり守ってほしい」と述べた。

また「独島問題をめぐり日本は紛争地域化戦略を実行している」とし、
「独島が明らかに韓国の現実的支配を受ける領土であるにもかかわらず日本が問題提起するのは、
後に歴史的根拠があると主張するための資料を作るため」と指摘。

その上で「独島を守る意思、実践が非常に重要だ」とし、
「全世界の地図の独島表記が竹島に変わることに強く抗議し、歴史的記録に混乱が生じないようにしなければならない」と述べたという。

金昌龍庁長は先月16日、現職の警察庁長としては12年ぶりに竹島を訪問した。
これに対し日本は、予定されていた日米韓外務次官協議の共同記者会見を中止するなど強く反発している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「正しい指摘」
「とても気に入った」
「日本に過去を謝罪させるには大統領選挙で李候補を勝たせるしかない」
「李候補にも一度独島を訪れてほしい」など李候補に賛同する声が上がっている。

また、最大野党「国民の力」の大統領選候補である尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏と比較して

「何の立場も示さない尹候補とは大違い」
「今回の大統領選挙は日韓戦。朝鮮半島の終戦宣言に反対し、
独島を韓国領と言えない尹氏は駄目だ」との声も。

一方、一部では「日本だけに大きな態度をとるのは文在寅(ムン・ジェイン)大統領と同じ」「中国には何も言えないくせに」との
指摘も見られた。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b886476-s39-c100-d0191.html