バター利権のせいで、日本の消費者は


   不当に吊り上げられた高い輸入バターを買わされている


のです。農水省は日本の消費者のことなど全く考えていないのです。
かつて、バターの品薄が大きな問題となり、スーパーの店頭からバターが消え、ケーキ等の業務用バターでさえ、品薄となったことがありました。
その理由は、乳製品の生産調整が失敗したこともありますが、その裏にはバターの輸入を阻害するバター利権があったのです。
農畜産業振興機構のバター輸入独占業務は廃止して、バターを自由に輸入できるようにすべきです。
一方で、国内の酪農家を保護して日本の畜産業を守る必要があります。バターの高い自給率を維持しつつ、消費者利益を追求するためには、まずバター輸入独占業務を廃止し、
二次関税そして上納金を撤廃すべきです。一次関税だけ残しておけば、十分、畜産業を保護できるはずです。
同時に、農畜産業振興機構を解体し、余剰金をすべて吐き出させる必要があります。農畜産業振興機構も独法改革の最有力です。
しかし、農水省がバター利権という甘い汁を手放すことは考えられません。農水官僚の重要な天下り先である農畜産業振興機構が存亡の危機に陥るからで
ここにも日本の消費者を軽視して、自分達の利権を追求する農水省の体質が表れています。上納金などというヤクザまがいのことは即刻やめるべきです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kohou5382/11777365.html