7日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」では、新型コロナウイルスの感染急拡大について特集。政府が沖縄、山口、広島に今月9日からまん延防止重点措置を適用する方針であることについて、識者が「早めの対応で安心感がある」と評価した。

 昨年11月に出された新たなレベル分類では医療のひっ迫度合いが基準になっており、まん延防止の発出はレベル2、3を基準にしている。この基準に達しているかは見解が分かれるところだが、番組では「自治体から要請があるのに指標に届いていないから出さないと言えば批判を受け、支持率が下がる」と、世論対策もふまえてまん延防止措置に踏み切ったという一部報道を紹介した。

 羽鳥慎一の問いかけに、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は、「世論を意識しようが何しようが、感染の(専門家の)立場からすると、早めに講じて柔軟に対応してほしい。その意味では、岸田総理は色んなお考えがあるとは思いますが、水際対策も含めて早めに対応していただいている。私たちからすると安心感がある」と評価した。

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/01/07/0014967787.shtml