愛知県半田市で4日、ツーリング中のバイク集団と70歳の男が、殴り合いのトラブルとなった事件で、70歳の男が直前にバイクに対し“あおり運転”をしていたとして再逮捕されました。

 妨害運転の疑いで再逮捕されたのは、碧南市に住む運送会社社長の70歳の男です。  警察によりますと、男は、4日午後3時半すぎ、半田市内で車を運転し、前を走っていた大型バイクとの車間距離をつめて、数百メートルにわたり、あおり運転をした疑いがもたれています。  男の車のドライブレコーダーの解析などから発覚しました。  警察の調べに対し、男は「私はあおり運転などしていない」と容疑を否認しているということです。  男は、その後、バイクでツーリング中だった40代から50代の10人以上の集団とトラブルになり、集団の女性1人に対し、ヘルメット越しに頭を殴る暴行を加えてけがさせたとして、10日に傷害の疑いで逮捕されていました。  一方、男もバイク集団の男4人から殴る蹴るの暴行を受け、顔の骨を折るなどのけがをしていました。集団の男4人も傷害の疑いで5日に逮捕されていますが、警察の調べに対し「70歳の男の方が先に殴ってきた」と話しているということです。  警察は70歳の男の“あおり運転”がトラブルの一因となったとみて、当時の詳しい状況などを調べています

https://www.nagoyatv.com/news/?id=010982