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新種のカエルの名になるとはグレタさん自身も驚いたはず Photo by Christopher Furlong / Getty Images

新種のアマガエルが、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリにちなみ「プリスティマンティス・グレタ・トゥーンベリ」と名付けられた。印紙「インディアン・エクスプレス」が報じている。

アマガエルは、パナマのダリエン地方にあるセロ・チュカンチで発見された。発見当時、カエルはプリスティマンティス科に属すると考えられていた。しかし、最新のDNA分析によりカエルは新種であることがわかった。


その後、自然保護団体の「レインフォレスト・トラスト」が名前を募集したところ、気候変動のムーブメントに大きく貢献し、絶滅危惧種の意識向上に取り組んできたトゥーンベリの名が候補に挙がり、ついに命名されることになった。

同団体のジェームス・デゥスチは「地球上のすべての種の未来を考え、気候変動を止めることを私たちに教えてくれる人はグレタ以上にいないでしょう」と話し、絶滅危惧種の命名につながったことを光栄に思っている、と付け加えた。

「グレタ・トゥーンベリ・アマガエル」と異常なほどに大きい黒い目、対照的な明るい唇が特徴的だ。だが、環境の微細な変化に影響を受けやすいため、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに記載されるか検討されているそうだ。

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プリスティマンティス・グレタ・トゥーンベリと名付けられた新種のカエル Photo: Rainforest Trust

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