トンガ大噴火をめぐる「韓国での報道」のお
かしさ

 このトンガの火山噴火にまつわるニュースは韓国でも報道されているのだが、筆者は韓国メディア及び韓国民に物申したく筆を執った。

 筆者が彼らに言及したい点は三つだ。

韓国ネット民のひどすぎる書き込み

 まず一つ目、韓国のメディアは各社、火山噴火や津波についての報道を日本のメディア同様に積極的に行っている。

 韓国のテレビ・ラジオ兼営の放送局であるSBSからも様々なタイトルでニュース記事が配信されているが、その中から次の二つのニュースをご紹介したいと思う。

 「日本“最大3m津波警報”…全国23万名退避(2022.01.16 12:14)」
「太平洋津波警報センター“環太平洋津波の危険去った”(2022.01.16 13:23)」

 ニュースの内容はタイトルを読んだだけで予測できるだろうから、ここでは省略する。

 問題は読者からのコメントだ。「良かった」「津波による被害がないことを祈る」と書き込む韓国民はごくわずかで、
「感動的な知らせだ」「これが始まりだ。日本よ沈め」
「放射能汚染水を海に放出するから罰を受けているんだ…」といいったコメントが少なからず綴られている。

 韓国民が日本を嫌うのは結構である。
しかし、人の命を軽視する発言が多すぎやしないか。
これらコメントは、ニュースタイトルに“日本”と書かれた記事により多く見受けられ、コメント数もこちらのほうがはるかに多かった。

 日本人には死ねと訴えるような差別する書き込みが他のニュースサイトでも繰り広げられているのだから、
韓国ネット民の卑劣さが計り知れる。

「竹島問題」まで持ち出してきた

コメント欄には他にも「独島(ドクト/竹島の韓国名)を自分たちの土地だと主張する日本は死ななければ」
「30メートルにならなければならないのに…この津波の最中にですら独島を入れたニュースを報道するやつら」といったように、
竹島と関連付けて日本を批判する声も多くあった。

続く