週刊女性2022年2月22日号
https://www.jprime.jp/articles/-/23162

「自由気ままな生活を満喫できるのは、NYの日本領事館と日本のテレビ局の間で“小室さん夫妻の映像は撮らない”という協定が結ばれているから。
ふたりには必要に応じて現地の警備がついていると聞きましたが、これも日本政府の意向が影響していると思われます」(外務省関係者)

 翻って日本でも、こんな“計らい”が物議を醸した。
「1月27日、秋篠宮ご夫妻が新たにNYに赴任する総領事と接見されました。ただ、総領事が着任時に皇族方に接見するというのはきわめて異例。
仮に形式的な挨拶だったとしても、眞子さんの今後のために“先手を打った”と勘繰らざるをえません」(皇室担当記者)

 親として、海の向こうで暮らす愛娘を案じる気持ちもおありだろう。しかし、
「皇室を離れて民間人となった眞子さんが“特別待遇”を享受することは、秋篠宮家の問題でもあり、世間からは冷ややかな声が上がっています。
眞子さんの結婚騒動以来、国民からの風当たりは強まる一方、秋篠宮さまは非常にナーバスになっておられるそうです」(宮内庁関係者)

 その証拠ともいうべきか、1月下旬には秋篠宮家の側近トップである加地隆治皇嗣職大夫から2度にわたって“苦言”が繰り出された。
《一般論として、受験期を迎えている未成年者の進学のことを、憶測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか》─。

 現在、お茶の水女子大学附属中学校に通われている悠仁さまが、『提携校進学制度』という“特別ルート”を利用して筑波大学附属高校へ進学されるとの報道が相次いでいることを受けての見解だ。

「加地大夫は口堅く、秋篠宮家の些細な近況は、いっさい話しません。今回の対応は、秋篠宮ご夫妻のご意向を反映したと考えるのが自然でしょう」(前出・宮内庁関係者)

 皇室に詳しい麗澤大学国際学部の八木秀次教授は“憶測”という表現に注目する。
「“憶測”という表現は今回だけでなく、眞子さんの結婚会見でも用いられた言葉で、国民やメディアへの嫌気が感じられます。仮に悠仁さまが既報の進学先候補に入学された場合、“憶測ではなかったでしょう”との反論が生じるおそれもあります」