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2022/02/18(金) 07:10:00.93ID:CAP_USER【2月18日 AFP】ロシアの支援を受けた分離独立派と政府軍との紛争が続くウクライナ東部で17日、激しい砲撃があり、幼稚園などが被害を受けた。政府と分離独立派はいずれも、戦闘激化の責任は相手側にあると非難。ロシアがウクライナに侵攻する可能性をめぐる懸念が高まっている。
親欧米路線を取るウクライナでは2014年以来、東部のドネツク(Donetsk)州とルガンスク(Lugansk)州で、親ロシア分離独立派との紛争が続き、1万人以上の死者が出ている。
だがロシアがウクライナへの侵攻を計画しているとの見方が出たことで、紛争拡大の恐れが浮上。西側諸国とロシアの間の緊張の高まりは冷戦(Cold War)以来最悪となっている。ロシアは17日、ウクライナ国境付近から追加で部隊を撤退させると改めて発表したが、緊張緩和には至っていない。
ウクライナ軍の発表によると、分離独立派は17日、34回にわたり停戦に違反し、うち28回では重火器を使用。兵士2人と民間人5人が負傷した。うち大人3人の被害は、ルガンスク州の幼稚園に対する砲撃によるもので、園内には当時、子どもたちもいた。
一方でロシア通信社は、ルガンスク州の分離派当局の話として、前線での戦況悪化の責任はウクライナ政府にあると報道。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、「非常に深い懸念」を表明した。
ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相は、幼稚園への砲撃は「ウクライナへの信頼を失墜させるための偽旗作戦」だと述べたが、分離独立派によるものとされる砲撃がなぜウクライナの信頼失墜につながるかについては説明しなかった。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3390667?act=all