檜山広域行政組合消防本部(北海道江差町)は21日、パワハラ行為をしたとして、奥尻消防署の40歳代の男性消防司令補を減給10%(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は17日付。

 同消防本部によると、消防司令補は2017年4月〜20年12月頃、部下ら3人に研修後の感想を提出させた紙に「バカ」「アホ」などと侮辱する言葉を書き込んで返し、精神的苦痛を与えるなど9件のパワハラ行為を行った。全職員対象のハラスメント調査やその後の聞き取りで発覚した。

 また、管理監督責任で同消防署長を減給10%(1か月)、次長と主幹の2人を戒告の懲戒処分とした。

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