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衆院選挙制度の見直しについて会談する自民党の石田真敏元総務相(中央)、加藤勝信前官房長官(右)、国民民主党の古川元久国対委員長(左)=25日午前、衆院議員会館

 衆院選挙制度の抜本見直しを求める自民党有志議員と国民民主党幹部が25日、衆院議員会館で会談し、制度改革に向けた与野党協議の具体化を目指すことで一致した。国民は2022年度予算案に賛成しており、見直し論議を通じて両党の協力関係が進むとの見方が出ている。

 自民党から石田真敏元総務相と加藤勝信前官房長官、国民からは古川元久国対委員長が出席した。古川氏は現行法に基づく「1票の格差」是正に向けた定数「10増10減」を実施すれば「地方の代表がどんどん減る」と指摘。「ゼロベースで見直すべきではないか」と述べ、与野党協議を速やかに始めるよう要請。石田氏は「野党の提案に乗るべきだ」と同調した。

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