0001きつねうどん ★
2022/03/04(金) 19:14:24.53ID:CAP_USER「ロシアの上空が飛べないじゃないですか。というか飛ばないようにしている。そうするとノルウェーのサーモンなんかは遠回りして来る。一番の最短距離で来ないから、さらに高くなるだろうといわれている」(名古屋中央水産 田村孝彦社長)
現在、ロシアはヨーロッパ各国の航空会社にたいして、ロシア領空の飛行を禁止しています。
そのため、通常ロシアを通って日本に運ばれるノルウェー産サーモンの空輸が難しくなり、市場ではほとんど見られなくなりました。
ノルウェー産のサーモンは市場で人気が高く、取引量も多い商品ですが、今は代わりにカナダ産などが取引されているということです。 「ノルウェー産のサーモンとかも入荷がほぼゼロに近い。お客様により美味しい物を提供できないっていうのが心苦しい。正直、ロシアの情勢は心苦しいばっかりです。いろんな面で影響が出ているので」(小売業者)
卸売り業者は「カニや、イクラ、ウニ」などが減ることを懸念
卸売り業者は、今後はロシアから入ってくるカニや、イクラ、ウニなどが減ることを懸念しています。 「ウニなんかは国内もの、北海道が全滅状態だったので、そうするとロシアのものしかない。カニなんかは5月くらいには今年の年末の値段が決まる。そこでどういう影響がでてくるのか、これからだと思う」(田村孝彦社長)
取引を困難とさせる原因は「経済制裁」
背景には、ロシアに対する経済制裁があります。EU=ヨーロッパ連合やアメリカはロシアの特定の銀行を国際的な決済ネットワークの「SWIFT」から排除することにしていて、日本も参加を表明しています。
実施されると、ロシア企業との決済がしづらくなり、ロシアとの貿易が滞る可能性があります。
今、カニは漁獲量が減っている影響で値段が高騰していて、今後、ロシア産のカニが減ってくると、ますます値段が高くなる可能性があります。 「現状だったら、やっぱりロシア産が減ってきて厳しくなる。取引が出来なくなるという状況が出てくるので、その時にどうするのか。早く戦争が終わって、いろんな事がうまく収まってもらうのが一番いいのではないか。僕らは物がなくても我慢すればいいが、当事者であるウクライナの人とかは生死にかかわる問題なので。これが早く終わってくれないことにはみんな安心して生活できない」(田村孝彦社長) (3月4日 15:40〜放送 メ〜テレ『アップ!』より)
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