https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/202203/96082dcf7d7b1bfb2a0fd0e0b97a0898.jpg

 【東京】上京した玉城デニー知事は8日、林芳正外相、西銘恒三郎沖縄担当相と面会し、2023年に開かれるG7首脳会合(サミット)に関連した関係閣僚会合の県開催を要請した。政府への要請は、2月の誘致発表以降で初めて。松野博一官房長官にも面会を求めたが、日程が合わずに断念したとしている。 玉城知事は、2000年に沖縄サミット、08年にG8科学技術大臣会合を開いた実績を踏まえ、「アジア・太平洋地域の結節点」と位置づける沖縄での開催意義を強調する要請書を、林氏らに手渡した。玉城知事によると、林外相は「関係府省としっかり共有していきたい」と応じたという。

 玉城知事は会見で「復帰50年の節目に沖縄の思いが世界に伝わることも期待したい」と述べ、コロナ下で稼働率が低迷している那覇空港第2滑走路の利用向上にもつなげたい考えを示した。 (安里洋輔)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1482281.html