サラダ早食い競争でフレミッシュジャイアントのウサギが人間に敗れた。ウサギは犬のようにガツガツ食べる動物とは違い、時間をかけてちびちび食べる習性なので、驚くにはあたらないという。

フレミッシュジャイアント対人間のサラダ早食い競争
サラダの早食い競争がありました。フレミッシュジャイアントのウサギ、ハニーと人間のライナ・ホアンとの一騎打ちです。ハニーはレタス大好きの大ウサギ、対するホアンはこの4年間、サラダ早食い競争の常連です。

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テーブルの上にサラダが用意され、早食い競争が始まると、大ウサギのハニーは皿いっぱいのサラダを前に、動きませんでした。相手のホアンは10分の間に1.5sものチョップド・サラダを平らげましたが、ハニーはその間全くサラダに口をつけません。ハニーのやる気のなさを見てとった早食い競争主催者は、補欠のウサギ、プレシャスが代わりに出ることを許可しました。けれども、プレシャスも一口も食べませんでした。

レフェリーはホアンの右腕を持ち上げて彼女の勝利を宣言しました。その横でハニーとプレシャスはサラダに全く興味を示さずつまらなそうな顔をしていました。

大ウサギが負けるのは当たり前?
大ウサギがサラダ早食い競争で人間に負けるなんて屈辱的ではないか、と思えるのですが、ハニーとプレシャスの飼い主でフレミッシュジャイアントのブリーダーでもあるルイス・モーゼスにとっては驚くようなことではないのだそうです。

「ウサギは犬と違って短時間にガツガツ食べないんだよ。ウサギはちびちび食べるんだ。一日中、一晩中、ちびちび食べるんだよ。それなりの量は食べるけど、時間をかけて食べる」とモーゼスは言います。

一方、早食い競争以外ではサラダは食べないというホアンは、早食い競争の間ウサギのことは見ていなかったそうです。

「早食い競争は自分自身に対する挑戦なのよ。競争や挑戦のときは、相手が何をしてるかはあまり注意してないの。自分ができる最高のことだけを見てるのが一番いいと思うわ」

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