国際情勢が緊迫化する中、沖縄が沖縄が再び戦火に巻き込まれることを阻止しようと新たな市民団体が発足しました。

「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」は、台湾海峡をめぐる緊張が高まる中、南西諸島で自衛隊の配備が進められていることを踏まえ、沖縄が再び戦場になる恐れがあるとして県民が一つにまとまって戦争反対の声を上げようと呼びかけています。

▽共同代表・ガマフヤー具志堅隆松さん
「沖縄戦から学んだ教訓というのは、基地があるところは基地によって狙われる、軍隊がいるところは軍隊によって狙われる、軍隊は住民を守らないという事です。沖縄が再び戦場になることは何としても止めましょう」

発足集会では「台湾や尖閣有事を口実とした戦争に反対する意志をアメリカや日本政府に訴える」とする決議を採択し、共同代表に遺骨収集ボランティアガマフヤーの具志堅隆松さんや沖縄戦の研究を続ける沖縄国際大学名誉教授の石原昌家さんらが就任しました。

https://www.fnn.jp/articles/OTV/334972