【東京聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が4月に東京で開催される「表現の不自由展」に出展される。 

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「あいちトリエンナーレ」に出展された少女像(資料写真)=(聯合ニュース)

 実行委員会は25日に都内で開いた記者会見で、「表現の不自由展」を4月2日から5日まで東京都国立市のくにたち市民芸術小ホールで開催すると発表した。

 同展示会は昨年6月に東京都新宿区のギャラリーで開催される予定だったが、右翼団体などの妨害などにより延期となっていた。

 今回の展示会では2019年に愛知県で開かれた芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で紹介された「表現の不自由展・その後」に出展された作品の多くが再び公開される。

 実行委関係者は、民間施設を借りると妨害があった場合に貸す側も借りる側も不安が生じるため公共施設を会場に選択したと説明した。

 「あいちトリエンナーレ2019」では「表現の不自由展・その後」が妨害などにより、開幕から3日で展示が中止された。

 21年7月開幕の名古屋展も爆竹と推定される郵便物が届いたため、事実上中止となり、実際の開催は2日間だけになった。

 今回の東京展でも妨害に備え警察が会場周辺で警戒にあたる予定だ。また弁護士など計300人のボランティアが問題発生を防止するための監視を行う。

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