0001きつねうどん ★
2022/03/26(土) 12:16:59.65ID:CAP_USER引継ぎ委員会はこの日声明を出し「24日に共に民主党の一部議員が警察庁に対し、引継ぎ委員会への業務報告資料全てを提出するよう要求した」「部処(省庁)や機関に対して引継ぎ委員会に協力するなというシグナルだ」と指摘した。引継ぎ委員会はさらに「共に民主党が要求している警察庁の業務報告資料には尹次期大統領の警護に関する敏感な内容も含まれている」「共に民主党と現政府、そして青瓦台(韓国大統領府)による相次ぐ不適切な行動は業務引継ぎへの非協力的な態度というレベルを超え、積極的な妨害行為につながらないか懸念が広がっている」と主張した。
資料を要求した共に民主党議員は行政安全委員会の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)委員長とイ・ヒョンソク議員だ。徐委員長は本紙の電話インタビューに「所管する機関の懸案について国会常任委員会として当然可能な資料の要求を行った」「むしろ引継ぎ委員会が所管する機関と国会に圧力を加えている」と主張した。イ議員も「警護関連の資料を要求したわけではない」と反論した。しかし共に民主党内からも「やり過ぎだ」との批判の声が出ている。共に民主党行政安全委員会のある関係者は「これは文在寅(ムン・ジェイン)大統領主催の国務会議報告資料を国民の力が『我々も見たい』と要求するようなものだ」「慣例からしても、政務的な要素を考慮しても不適切な部分がある」と指摘した。共に民主党執行部の関係者は「党と関係のない議員室レベルでのことだ」として一線を引いた。
引継ぎ委員会はこの日も共に民主党を批判し「朴範界法務長官の不適切な言行に続くまた新たな事例だ」とコメントした。朴長官が尹次期大統領の公約である「法務長官による検察総長に対する捜査指揮権廃止」に反対し、24日に予定されていた法務部業務報告がキャンセルとなったことを改めて批判したのだ。
これに対して共に民主党は朴長官を一斉に擁護した。共に民主党非常対策委員会の尹昊重(ユン・ホジュン)委員長はこの日行われた非常対策委員会の会議で「業務報告の拒否は稚拙な行動だ。法務部を政権の意向に合わせて手懐ける意図がある」と批判した。共に民主党法制司法委員会幹事の朴柱民(パク・チュミン)議員もあるラジオ番組でのインタビューで「引継ぎ委員会がそのような理由で報告を拒否する必要や権限があるのかもよくわからない」と述べた。朴長官はこの日「一つの問題で99個を排斥するのであれば、それは残念なことだ」とコメントした。
国民の力所属の法制司法委員会関係者は「検察と警察をめぐり共に民主党がここまで敏感に反応し対決局面を造成する背景には、新政府発足直後に行われるかもしれない大規模捜査への不安があるからだろう」との見方を示した。
パク・サンギ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2022032680005