海上自衛隊が切り札として就役させた最新型潜水艦「たいげい」とは? [きつねうどん★]
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https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2022/04/08/115987/
海上自衛隊潜水艦の切り札となる最新型潜水艦「たいげい」が先日、就役し活動を開始した。防衛大綱によると、この新潜水艦は『試験潜水艦』に種別変更されるという。『試験潜水艦』とは、新開発の装備を搭載してその試験をする艦のこと。これまではベテラン潜水艦が『試験潜水艦』の任を担っていた。すなわち、最新装備を搭載した「たいげい」は、警戒監視任務には就かないということになる。
その事実だけを見れば何ということもないが、しかしその裏には今日の壮絶な潜水艦戦の一端が垣間見えてくる。
今回、フォトジャーナリスト柿谷哲也氏が、和歌山県、海自・由良分遣隊基地沖に停泊する「たいげい」を、シーカヤックに乗り込み海上から撮影した。
* * *
柿谷氏は、「米アナリストや元哨戒機乗員によると、かつて最高の静粛性を誇ったアメリカ原潜が、今は一番雑音がうるさい」という。2月12日、オホーツク海においてロシア海軍艦艇が、アメリカ海軍最新型バージニア級原潜を探知し、アメリカ海軍当局もそれを認めたことからも、この柿谷氏の発言は裏付けられるだろう。
深海を航行する潜水艦を探知するには、潜水艦が発する雑音を探知するしかない。
「最近オホーツク海に配備されたロシア海軍原潜の、弾道ミサイル搭載ボレイ級、巡航ミサイル搭載ヤ―セン級原潜は、アメリカ原潜ロサンゼルス級よりも静粛だと言われています。
ロシアはかなりの予算をかけることで潜水艦の高度な研究が可能になり、原子炉、蒸気タービン、モーター、プロペラに接続する動力伝達などの静粛性を高めました」
そして今、ロシア海軍原潜はかつての冷戦時代より遥かに静粛になり、さらに進化しようとしている。
「中国原潜も多額の予算と米国でのスパイ戦の成果などで、凄まじい速度で進化し静粛性が高まっているとされてます」
潜水艦を推進させるスクリューや船体の建造には、多くのデジタル技術が使用される。今、中国のデジタル技術は世界最高レベルだ。以前は他国から潜水艦などの技術を盗み、そのモノマネばかりだったが、今やその技術をさらに発展させ開発できる力を持った。
そこまで静かになった中露潜水艦を発見するには、前出の海自「たいげい」レベルのソナーが必要になる。
「海中の潜水艦が発する音には、原子炉、蒸気エンジン、スクリューなどの作動音があり、それが海中を伝播します。「たいげい」の最新ソナー「ZQQ−8」高性能ソナーシステムは、艦首アレイのコンフォーマル化でこれまでの球形ソナー以上に正確性が向上します。さらに、その他に2カ所ある側面アレイの開口拡大により、艦側面の探知能力が向上、曳航アレイの指向性も向上しています。この計4か所の異なるソナーの探知情報を自動統合化することで、探知能力は凄まじく強力になっています。
なので、「たいげい」は新型ソナーの性能を試すために、実際に中露の新鋭潜水艦を待ち伏せしプロペラ音などを収音する活動を行うでしょう」
また、潜水艦の装備としてまず潜望鏡を思い浮かべる人も多いだろう。潜水艦がソナーで水上航行中の敵艦を発見すると、そこから潜望鏡の出番となる。 「将来的に、敵地攻撃能力のあるブロックU型ハープーンミサイルが導入できるようになると、初の対地攻撃可能の海自潜水艦になる可能性があります」
「ソナーで敵艦を発見した場合、その艦艇は本当に敵なのか? 艦番号や艦影を目視して確認しないと攻撃に移れません。その時に潜望鏡を海面に出して敵艦を目視します。しかし、その潜望鏡が敵水上艦から発見される可能性があるので、出来る限り短時間で目視確認をしないといけません」
そうなると、潜望鏡の光学レンズで敵艦を見ている艦長の目だけが頼りとなってしまう。
「なので、「おやしお型」までは潜望鏡にフィルムカメラ装着して撮影し、艦内で現像して写真に焼いて確認をしていましたが、それでは時間がかかり過ぎです。今はビデオカメラで撮影可能になり、デジタル画像ですぐに確認できるようになりました。
「たいげい」の新しい潜望鏡は外観から見た感じでは、カラー、高感度モノクロ、赤外線の撮像、レーザー測距、ESM装置が備わっていると推定します」
さらに、「たいげい」にはリチウムイオン電池が搭載されているという。それは何の役に立つのだろうか。
「防衛省は「たいげい」を『リチウムイオン電池を新たに搭載することにより、従来型潜水艦に比べ水中の持続力や速力性能などを大幅に向上した潜水艦』と発表してます。リチウムイオン電池は鉛蓄電池と比べ蓄える電気容量が数倍多く、充電時間が短いからです。
従来の潜水艦は頻繁に浮上してディーゼル機関を回し充電していた。浮上航行中の潜水艦は一番脆弱です。その点、リチウムイオン電池なら数日から数週間は潜水可能といわれ、さらに充電時間が短く、浮上航行充電時間が短くてすみます」
最新技術を搭載し従来型よりも長く潜っていられる「たいげい」だが、その最大の強みは他にある。
「「たいげい」は最新機器をテストしながら乗員訓練もする試験潜水艦となる予定です。従来、乗員訓練は旧型艦で行われていましたが、これからは最新艦の「たいげい」で訓練することで、最新型機器に慣れることができます。
「たいげい」が切札と言われる理由は、ここにあります。最新鋭艦で得られたデータと訓練を受けた乗員が、今後就役する同型艦に受け継がれる事になりますので、切札は「たいげい」1隻だけて無く、次々と作られていくのです」
ポーカーで1枚のエースカードが4枚揃えば、最強のフォーカードになるのと同じだ。日本の潜水艦の守りをさらに盤石にできる「たいげい」は、正に『切札』である。
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2022/04/08/115987/ 今まではフィルムだったのか。
自衛隊だいじょうぶか? 100キロ先のクジラの心臓音が探知できる最新の電子機器の前には
多少の静穏性など無意味w 最新と言うなら中途半端な仕様に金をケチらないで
本気で持てる技術の最新性能にしやがれ >「米アナリストや元哨戒機乗員によると、かつて最高の静粛性を誇ったアメリカ原潜が、今は一番雑音がうるさい」という。
静音タイル貼り付けには熟練作業員が必要なのに、米国製造業の劣化から素人同様の新人が作業してボロボロ剥がれて
剥がれた境界が逆に騒音を生じてるって報道もあったな 韓国海軍とドッコイドッコイのくせにアメリカや中国と比べてんじゃねーよ 敵艦に探知されまいと潜航中の艦内でクルーが息をひそめる中
一人が空き缶にそっとションベンする映画のワンシーン
そこそこ古い作品のはずだけど高性能だなと感心した 戦争になれば、幾らでも必要になる。
後100台は生産計画しとかないと、間に合わんで。 >>7
タイゲイというかタイでニューハーフショーを見たけど
セクシーでなかなかよかった、たいげいも頑張って発射(魚雷)しろーっ デジカメ時代が見えて来た2000年頃
キャノンニコンの攻勢を受け衰退する
ミノルタはレンズ晶材工場を丸ごとシナに移した
やがて間も無くミノルタはコニカと合併、カメラから撤退
あのレンズ工場はどうなったのだろう?
きっとシナ軍の光学兵器工場になっているのだろう 静粛性も肝要だろうが潜航速度と記事にあるように高度なソナーが潜水艦戦の重要部分じゃねえの >>5
記者が年代を特定できないような書き方しているが、常識的に考えて、
とっくの昔にデジタル方式に変わっていると思うよ。 なんだかんだ言っても「試験潜水艦」の艦種だから
この1隻は22隻とは別なんだよね。
あと、練習潜水艦も2隻(おやしお型)あるが、これも有事の際は潜水艦隊に組み入れる。
結構、海自潜水艦は、中国海軍壊滅できる切り札だから、防衛省もよく考えてるわw 台湾を中心に忙しくなってるだろうな、海自の潜水艦隊 中国は浅瀬だしすべての発艦が捕捉されているだろうし ロシアは不凍港限られているからほぼ全て捕捉されてるとは思う。
捕捉と云うか「監視下」「管理下」には置かれているだろうJSDFには。 海難事故あって 携帯で通報したんでしょ海保にw JSDFの潜水艦w 魚雷の性能も上がってるからね、 陸でのジャベリン同様に。
日本だけが上がってるわけではない世界中であがっているだろうし。
潜水艦も無敵みたいなイメージでは無くなってきたのかも。 陸でもそうだけど誘導弾の高性能化の進歩が速すぎて 魚雷でもあるだろうし。
的に近い感じじゃないの原潜は?。 ミリオタではないのでわたしは。
戦車の砲で打つ奴でも誘導弾あるんだよね。
歩兵の方が安全なのかもみたいなw >>33
数日前からロシアの役人が 北海道の領有主張しだしてきたから いずれ戦争するんだろうな位はわかる 数年以内のはわかる気もする
第二の北朝鮮みたいな感じだよな突き進んでいく感じがwロシアw 他国は原子力潜水艦だから結局のところうるさいんだろ
日本が世界に誇る静寂な潜水艦でソナーも優秀 JALだのANAだの天下り賄賂癒着殺人テロ組織国交省だのテロリストにも破防法適用して皆殺しにしないと日本がもたない事実
https://dotup.org/uploda/dotup.org2772017.jpg >>8
鯨に吸音タイルはついてねだろーが
それに潜水艦のやばいところは他の船の発する音の中に潜水艦の音紛れ込ませて存在を隠すとこだよ
水上船舶の真下にぴったり張り付いてさも水上船舶しか居ないように敵に思わせながら行動できるのが潜水艦の強み >>12
ぶっちゃけ米海軍既存の潜水艦はこれから登場する新型のテストヘッドになったから
ずぶの素人が育成過程で何かやらかしたところで来るべき時のために必要な経験だろう、で済む >>38
原潜の利点は速度の早さとアクティブソナーを電池式より自由に使えることで、無尽蔵の電力でスクリュー自由に回せるから世界中どこでも迅速に展開できて、更に電力食うアクティブソナーもガンガン使って隠れた敵を強引に炙り出せるのが強い
だから一概に原潜が電池式より弱いとは言い切れないな、まあ待ち伏せに向いてるとは言えないがどちらかと言うと侵攻向きの兵器なんだよね
因みに一度の出撃期間自体は電池式とさほど変わらず、一ヶ月か長くても3カ月程度 >>42
原子力使ってないからそうできてるだけで、仮に自衛隊が原潜作っても直ぐには使い物にならないのではないか?
因みにオーストラリアは次期潜水艦選定で日本の潜水艦提案されても蹴って原潜開発を選んだが、それは電池式ではオーストラリアが求める「機動防御戦術」に電池式が向いてないから
オーストラリアがやりたいのは待ち伏せじゃなくて能動的に敵を迎え撃つ機動防御で、中国ロシアと距離が遠く、迎撃に時間的な猶予がある(逆に言えばこっちの敵探知にも時間がかかるなんせ索敵範囲が広いから)ためだ
将来的に自衛隊の活動範囲が広がって中東辺りでも潜水艦使う必要が出てきたら原潜導入もあり得るかもな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています