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2022/04/11(月) 10:57:08.84ID:k3r8FBf9ショート動画投稿ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Tiktok(ティックトック)」にこのほど、女性アイドルグループBLACKPINKのキャラクターを電子ペンでタッチする動画がアップロードされた。1人ずつタッチするたびに、各メンバーが韓国語で録音した声が聞ける。男性アイドルグループBTS(防弾少年団)所属事務所の子会社「HYBE EDU(ハイブ・エデュ)」がYGエンターテインメントと共に先月発売した「BLACKPINK IN YOUR KOREAN(ブラックピンク・イン・ユア・コリアン)」というハングル教材使用機の動画だ。3日の時点でこの動画の視聴回数は32万7000回、コメントは4000件を超えた。
K−POPが全世界の人々にハングルを教えている。SNSでは最近、BLACKPINKやBTSらK−POPアイドルたちがモデルとなったハングル教材セットを購入し、箱を開ける海外ファンの「unboxing(アンボクシング)動画」が人気だ。彼らはまるでアルバムやグッズのようにハングルの教材を買っている。好きな歌手の声でハングルの発音を聞いて学び、好きなメンバーのフォトカードも集められるということで人気だ。
HYBE EDUはこうした構成のBTSハングル教材「Learn! KOERAN with BTS(ラーン・コリアン・ウィズBTS)」を昨年、米国・日本・ドイツ・英国・フランスなど30以上の国々で30万部以上販売した。
SMエンターテインメントも先月29日、MBCやスタートアップ企業と共にアイドルを全面的に押し出した教育コンテンツ開発に乗り出すと発表した。世界中のK−POPファンが好きな歌手のハングル教育コンテンツを選んで学べる時代がやって来たのだ。
HYBE、YG、SMなどK−POPアイドルたちが所属する芸能事務所はなぜハングル教育コンテンツ開発に特に力を入れているのだろうか。その答えは、K−POPファン層のハングル需要の変化にある。かつては一部のファンが韓国の大学の語学堂(韓国語教育施設)に入学したり、ハングルで書かれているグッズを買ったりするのがハングル消費の一般的な形だった。しかし、最近のK−POPファンたちは好きな歌手の歌や番組だけでなく、SNSを通じてリアルタイムでシェアされる彼らの一挙手一投足までハングルですべて知りたがっているのだ。
短文投稿SNS「ツイッター」で1アカウントあたり少なくとも30万−40万人のフォロワーがいる「BTS翻訳係」がその代表的な例だ。彼らは「ソボクソボク(ふわふわの雪が積もる様子)」「犬豚」「コウノトリとダルマエナガ」などBTSの曲の歌詞に込められた意味はもちろん、「最愛」「ブケ(サブキャラクター)」「トクジル(アイドルオタク)」など「オタ活(ファン活動)」のためのハングルの隠語まで各国語に翻訳する。オッパ(Oppa=お兄さん、年齢が少し上の親しみを感じる男性への呼びかけ)、オンニ(Unnie、お姉さん、年齢が少し上の親しみを感じる女性への呼びかけ)などよく使われるファン用語は韓国語の発音通り英語のスペルで書き、「ドル民正音(アイドル+訓民正音)」リストでシェアする。訓民正音とは、15世紀に書かれたハングルの解説書だ。