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台湾の放送局が韓国のコロナ状況を伝えるなかで、太極旗にコロナウイルスを合成して物議を醸している。

韓国メディアやオンラインコミュニティでは現在、台湾TVBSの放送番組「グローバルニュース」の報道内容が大きな注目を浴びている。
先月16日、同放送は韓国のコロナ状況を紹介し、韓国の新規感染者数が全世界の30%に達すると報じた。放送は先月11日から15日まで死亡者数をグラフで示しながら伝えた。

問題となったのは、同グラフの背景に出てくる太極旗だった。同映像で太極旗の中心部にある太極文様には、ウイルス状のコンピュータグラフィックス(CG)が合成され、あしらわれた。現在、該当映像はYouTubeチャンネルでは非公開処理された状態である。
これに対して韓国のネットユーザーらは「地上波放送でコロナウイルスを一国の国旗にCG処理して作ってもよいのか」「さすが親日国だ」「国家への侮辱だ。政府レベルで対応すべき」「制裁をしなければならない」「台湾旅行を止めよう」などの声が出ている。
先月22日、台湾地上波放送会社FTVは中国東方航空旅客機墜落事件を報じるなかで、なぜか事故と関係のない韓国アシアナ航空旅客機模型を登場させ、やはり物議を醸した例がある。

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台湾FTVの当該映像

そのときも韓国が大きな反発の声が出ていた。当時アシアナ航空が抗議すると、当該ニュース映像はYouTubeで非公開処理された。

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