まだ小さな犬が散歩に出かけ、いきなり狂ったように穴掘りを開始…。「何があるんだろう?」と不思議に思った飼い主が中を確認したところ、思いもよらないお宝が出てきたのだという。

超ラッキーな飼い主の話を、『The Sun』などの海外メディアが紹介している。

■子供のために犬を購入
イギリスで暮らすアダム・クラークさん(51)が、9歳の娘アリシアさんを喜ばせるために、1匹の犬を購入した。アダムさんが選んだ犬種は、ロマーニョ・ウォーター・ドッグ。かわいい子犬を迎えたアダムさんはさっそくオリーと名付け、世話を開始した。

そんなある日、アダムさんはブラックプールにある野原に出かけることに。それがオリーにとって、初めての本格的な散歩になったという。

■無我夢中で穴を掘り始めた犬
ある地点まで歩いた時、何かがあることに気づいたオリーは、一心不乱に穴掘りを開始した。

そこから出てきた物を確認したアダムさんは、金貨だと気づき大変驚いた。出てきた15枚もの金貨は19世紀のもので、価値を調べてみたところ、6,000ポンド(約100万円)の価値があることが判明したそうだ。

■喜びを語った飼い主
思いもよらないお宝を手に入れたアダムさんは、「(オリーを飼ったことで)僕は“ゴールドハンター”をも手に入れたのです」「オリーは明らかに特別な子犬です」と語った。

オリーが一家に経済的なゆとりをもたらすことを期待しているアダムさんは、再びオリーと一緒に散歩する日を楽しみにしているそうだ。

■“トリュフ採取犬”として活躍
アダムさんがペットに選んだロマーニョ・ウォーター・ドッグという犬種は、穴を掘るのが大好きなのだという。しかも優れた嗅覚を持っていることから、“トリュフ採取犬”として活躍していることも有名だ。

また性格はとても穏やかで、子供にも優しく飼いやすい犬だと言われている。オリーはアダムさん一家にとって、多くの楽しみをもたらしてくれる存在になりそうだ。

(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)

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