自民党の佐藤正久外交部会長と笹川平和財団の小原凡司上席研究員が28日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、政府が年末に予定する国家安全保障戦略など3文書の改定について議論した。

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海上自衛隊のイージス艦「まや」

 佐藤氏は、中国を「脅威」に位置づける必要があるとの認識を示し、「イージス艦8隻では足りない」と述べた。自民党の提言で保有を求めた自衛目的の「反撃能力」の対象について、「空港や軍港も入る」と語った。小原氏は「(日本に)インテリジェンス能力がない」と述べ、情報収集能力の不足を指摘した。

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