金髪につけまつげ、ヘソ出しルックなど、13歳とは思えないほどのギャルスタイルを貫くじゅなちゃん(13)。今年の春、中学生になった彼女は、モデル活動をしながら公立の学校に通っているが、ある校則問題に直面しているという。



 今回、じゅなちゃんとご両親に、ギャルになるまでの道のりや、中学校で直面している頭髪問題、そして今後の目標などについて詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/ 後編 を読む)

◆◆◆

「なんでじゅなちゃんだけ金髪なの?」と質問されることも
――まずはご卒業とご入学おめでとうございます。

じゅな ありがとうございます!

――小学校6年間はいかがでしたか。

じゅな うーん。友だちと話している時間はとても楽しかったですが、それ以外は大変な時の方が多かったです。学校のルールと自分のやりたいことのバランスを取るのが大変でした。ギャルの見た目のままでは学校にいけないので。

――ギャルといえば派手な髪色やメイクという印象ですが、小学校のルール的にはダメだったと。

じゅな 髪色は先生にOKをもらったので、金髪のまま通っていました。

お母さん 学校のルール的には「染髪」はNGでした。校長先生と話し合う機会を設けてもらって、そこで最低限のルールを決めて、それを守っていました。

――最低限のルールとは?

お父さん 一応モデル活動をやっているので、髪の毛だけは仕方ないけど、付け爪やつけまは禁止。それ以外にも必要以上に派手な格好はしてこないでくださいということでした。もちろん親としては、学校に通いながら好きなことをやってほしかったので、学校側の意見とじゅなの意見をどちらも尊重しつつ、妥協案を見つけたいと思っていました。

 メイクや爪などはモデル活動の時には必要ですが、学校には必要ないので、そこはじゅなにルールを守るようにと言っていましたね。

じゅな この見た目なので、低学年のみんなから囲まれて質問されることもありました。「髪の毛染めていいの?」とか、「なんでじゅなちゃんだけ金髪なの?」って。人見知りなのもあって何も答えられずに黙っていました。

 卒業式は、どうしても短ランが着たくて、おばあちゃんのお下がりのブレザーにオーダーメードで刺繍を入れた制服を着て行きました。刺繍の文字も、お母さんや友だちと意見を出し合って決めました。みんなと一緒に式には出れなかったですが、私一人の授与式を開いてくれて、卒業式も味わえたので後悔はしていないです。


https://minotakeceleb.com/wp-content/uploads/2021/06/98021093765805c118a635bae0039a6d-e1623415748177.png
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0429/2809641472/img_b7ad56d9f7faa19948c4380d132a3986463909_thum320.jpg