[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

ここ数年で大きく変化した婚活事情
 私が婚活事業で起業した6年前と比べて変わったことと変わらないことがあります。

 大きく変わったことでいえば、やはりZoomなどのオンラインの存在で場所と距離のハードルがなくなり、遠距離での結婚が実現するようになったことでしょうか。

 コロナ禍以降、私の元にご相談に来る方も北海道から沖縄まで幅広くなり、遠くの人のサポートも容易にできるようになりました。

 一方、変わらないものがあります。それは男性の「モテたい」という気持ち。6年前も今も男性の悩みは変わらず、「好きな人から好かれたい」「もっとモテたい」と強く願っています。

「イケメンがモテる」は正確ではない
 しかし、「モテたい!」「好きな人から好かれたい!」と思っている人ほど、「結局、イケメンがモテるんでしょ」と考えているように感じます。

 実は恋愛や婚活において「イケメンがモテるか?」と問われると、答えはNOです。

 確かにイケメンは見た目がいいことで、ほかの人よりも得をしている可能性があることは事実でしょう。

 でも、それよりももっと重要な要素があります。今回はすべての男性がモテるチャンスがある! 今こそモテ男になるために磨くべきスキルについてお伝えします。 

これまでの女性との付き合い方を後悔
 先日、成婚退会したマサノリさん(仮名・43歳)は目が細く、まず優しそうという印象を持たれるような「いい人顔」の男性。

 なかなか自分がいいなと思う人から選んでもらえず、過去のお付き合いにも後悔があるご様子でした。

「本当はいいなと思っていた子がいても選んでもらえず、妥協といったら失礼ですが、まぁこの子も好きかもしれないという中途半端な気持ちでお付き合いをして続かないということがよくあって……やっぱり結婚は好きな人と思っていたら、この年齢になっていました」

自分の顔にコンプレックスを抱える
 マサノリさんの考え方も発する言葉もとてもきちんとしていて、「素敵な人なだけにもったいないな」というのが率直な感想でした。

 マサノリさんは事あるごとに「やっぱり女性もイケメンがいいですよね。僕がイケメンだったら……」ということを言っており、過去の恋愛ではイケメン男性にことごとく好きな人を取られた経験があったようで、とにかく自分の顔にコンプレックスがあるようでした。

 女性が「この人と結婚したい」と思う条件に顔をあげる人は決して多くありません。しかし、顔のいい人がモテるように感じるのは、実は顔がいいからではなく、「顔がいいことで自分に自信を持っている男性が多い」からです。