「最大10連休」となった2022年のゴールデンウィークが終わり、9日は、首都圏でも小雨が降る肌寒い朝となった。そして今年もまた、「次の祝日」を調べた人々から落胆する声が多数つぶやかれている。

■7月18日(海の日)まで祝日はない
毎年、ゴールデンウィーク明けに気になるのが「次の連休はいつになるのか」ということ。しかしながら、現在のところ6月に祝日がないため、次の祝日は7月18日(月)の「海の日」となる。

日数にして70日ほどあり、有給などを活用して長く休みを取ったひとほど、その反動は大きいのかもしれない。

■ネット「誰か嘘だと言って…」
このことに、インターネット上では今年も「えっ? 次の祝日って7月18日の海の日までないの? 誰か嘘だと言ってくれよ…」「マジでつらい」「軽く絶望した」と嘆く声相次いでいる状況だ。

そうしたなかで、キングジムなど企業公式アカウントが「GW明けました。連休中に不自由、不便なく過ごせたのは、休まずに頑張って下さった皆さんのお陰だと思い感謝します」と投稿。

「接客、サービス業で忙しかった方々、お疲れ様でした」「人々が休んでいるときに、いつもより忙しく働いて下さっていた、サービス業の方々に心から感謝」と、サービス業や医療関係者などへの感謝の声も多くつぶやかれている。

■今年は「10月の連休」が戻ってくる
その一方で、2022年は“祝日の当たり年”と言う声もあり、3連休となるタイミングが昨年よりも多い。とくに注目すべきは、昨年と一昨年に東京五輪・パラリンピックの関係で移動された「海の日」「山の日」「スポーツの日」が元に戻ること。

とくに「スポーツの日」が移動された関係で、10月の貴重な祝日がなくなったことには複雑な声も多かったが、今年は10月10日(月・祝)で3連休となる。

■もっと休暇があってもいい?
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,363名を対象に「休暇」に関する調査を行なったところ、全体で44.5%の人が「日本の休暇日数は少ないと思う」と回答。改めて、多くの人が「もうちょっと休みたい」と思っていることが分かる。

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連休がなく、雨が続き気分も憂鬱になりがちな6月は頑張りどころ。引き続き体調管理には気をつけていきたい。

(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

https://sirabee.com/2022/05/09/20162852219/