民事裁判や離婚調停の手続きを全面的にIT化する民事訴訟法の改正案が、参議院本会議で可決・成立しました。

民事訴訟法の改正案は先ほど参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。

現在の日本の裁判は訴訟を起こす際、訴状を裁判所に郵送するか、直接、出向いて提出する必要があり、審理も対面と書面での手続きが中心でした。新たな法律では、訴状などはオンラインで提出でき、原告や被告、証人など当事者は書類をオンラインで閲覧できるほか、審理にウェブ会議で参加できるようになります。

家庭裁判所でおこなわれる離婚調停なども当事者が出頭せず、ウェブ会議で成立させることができます。

民事裁判のIT化は2025年度までに段階的に導入されます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/48284