テレビ朝日の玉川徹氏が19日、同局の「羽鳥慎一モーニングショー」で、山口県阿武町から4630万円を誤送金された田口翔容疑者(24)が電子計算器使用詐欺の疑いで逮捕された事件について言及。本人がネットカジノに使ったと話しており11日間で34回にわたって出金、口座にはもう6万円ほどしか残っていないことに「国内でカジノができるってことじゃないですか」と驚きを隠せなかった。

 玉川氏は「IR法案とか一生懸命になってあんなことやって、結局手挙げるところがあんまりないみたいな形に追い込まれてる中で、誰でもギャンブルが当たり前に、それもこんな金額使ってできるっていうことが放置されてたっていうのに僕はビックリだし、警察とかもこういうの全然知らないんですかね」と驚きながら疑問視。

 キャスターの羽鳥真一が「IR法だと上限決まってるとか、いろいろルール決めてやりましょうってなってるけど、ないじゃんここっていう」と話すと、玉川氏も「もうできてるじゃん。カジノできてるじゃん、国内にって話ですよね」と乗っかり。

 羽鳥が「今回のことで、本来ならば返さなければいけないお金を使ったのかただ移動してるだけなのかわかりませんが、まだ。っていうところと、ネットカジノ自体の問題と両方出てきてる。ここをちょっと考えないといけないとこですね」とまとめた。

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/05/19/0015313377.shtml