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2022/05/21(土) 06:18:22.34ID:CAP_USER台湾の蔡英文総統
台湾の蔡英文総統が20日で2期目の就任から2年となり、民間団体「台湾民意基金会」が世論調査結果を公表した。蔡氏への評価は2016年の総統就任以降で最も高くなった。台湾への圧力を強める中国への警戒感が影響したとみられる。
調査結果によると、総統就任6年の蔡氏について、100点満点で80点以上が26・8％、61～79点が16・5％と、「良い評価」が4割超。60点未満の「良くない評価」は29・3％だった。評価の平均値は61・55点で、1期目を含め過去最高となった。
蔡政権の政策で特に評価が高いのは国際社会との対外関係で、「満足」が56・7％と、「不満」の33・9％より20ポイント以上高かった。台湾民意基金会は、中国の脅威を念頭に「国際的に台湾の存在感を高めたいとの願望を示している」と分析する。
中国の習近平指導部は中台双方が1992年に「一つの中国」を確認したとする「92年コンセンサス（合意）」を認めるよう蔡政権に迫ったが、蔡氏は拒否し、中台関係の「現状維持」を掲げる。蔡氏の「（中台）両岸関係」への対応については、「満足」が49・5％と昨年12月の調査から5・5ポイント増え、「不満」の39・2％を上回った。【台北・岡村崇】
https://mainichi.jp/articles/20220520/k00/00m/030/275000c
