北海道・知床沖で沈没した観光船は、27日未明に引き揚げ作業が終わり、午後にも網走港に入る予定。

北海道・網走市から北海道文化放送・石井祐里枝アナウンサー中継でお伝えする。

沈没事故から34日ぶりに引き揚げられた観光船「KAZU I」は現在、民間の作業船「海進」に乗せられ、網走港に向かって移動している。

かなり風が強く、海は白波が立っている。

26日から始まった「KAZU I」の引き揚げは夜を徹して行われ、27日未明、船体が洋上に引き上げられ、午前3時20分ごろに作業が完了した。

そして午前10時前から、別の船にけん引されながら網走港に向かって移動を始めた。

網走港への入港は午後2時ごろとなる見通し。

船内の水抜きには2日ほどかかるとみられ、その後、陸揚げされ、事故原因の究明など調査が行われる。

https://www.fnn.jp/articles/CX/366128