労災死の4割超が高齢者に 2021年360人 「危険できつい」仕事担うシニアたち 政府の安全対策後手 

2022年5月30日 06時00分
 2021年に労働災害で亡くなった60歳以上の高齢者が360人に達し、労災死亡者全体(831人)の43・3%を占めたことが、本紙の調べで分かった。過去最高の比率で4割を超えたのは初めて。工事現場など若い人が敬遠しがちな危険できつい仕事を担う高齢者が増えている現状と、安全対策の遅れが鮮明になった。

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/180299