立憲民主党が参院選に向け、安全保障の取り組みに注力している。泉健太代表の下、リベラル中道政党として無党派層の取り込みを図ってきたが、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、議席増には保守層にも一定程度浸透する必要があると判断したためだ。泉氏は防衛費増額に言及し、参院選公約の柱に「着実な安全保障」を明記した。14日には「自衛隊員応援議員連盟」も設立する。

 泉氏は13日の党会合で参院選に関し「連携を密にして、選挙戦を最後まで進めたい。立民の姿を多くの国民に向け訴えたい」と述べた。

 ウクライナ侵攻が起きた2月下旬以降、安保を巡る立民の積極姿勢が目立つ。

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