陸上自衛隊 目達原めたばる 駐屯地(佐賀県吉野ヶ里町)は14日付で、女性にわいせつな行為をしたとして、第1戦闘ヘリコプター隊所属の男性1等陸士(20)を停職4月の懲戒処分にしたと発表した。15日付で依願退職するという。

 発表などによると、1等陸士(当時19歳)は昨年1月、吉野ヶ里町内で10歳代女性に抱きつき、馬乗りになって胸を触るなどしたとして強制わいせつ容疑で同年2月に逮捕された。佐賀地検は強制わいせつの非行事実で佐賀家裁に送致、家裁は少年院送致とする保護処分を決定した。

 1等陸士は当初容疑を一部否認したが、同駐屯地の調査に「深く反省している」などと語ったという。同隊隊長の薄井一・1等陸佐は「教育・指導の徹底を図る」などとするコメントを出した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220615-OYT1T50007/