真夜中の静まり返った埠頭。黒いスーツとサングラスに身を包んだ男たちが、銀色に光るアタッシェケースを渡し合う。そしてケースの中には、大量の紙幣が──。

そんな映画やドラマみたいな気分を味わえるアイテムが、ツイッターで話題になっている。

https://cdn.j-town.net/thumbnail/2022/06/town20220615184955_large.webp
ミニサイズのアタッシェケース(画像はIRON FACTORY IKEDA(CASTEM)@IRON_IKEDAさんのツイートより)

こちらはIRON FACTORY IKEDA(CASTEM)(@IRON_IKEDA)こと池田真一さんが2022年6月10日に投稿した画像だ。

写真の男性が胸ポケットから取り出しているのは、手のひらサイズの銀のアタッシェケース。その中には、1円玉から500円玉までの6種類の硬貨が綺麗に納められている。

そう、これはアタッシェケースの形をした小銭入れなのだ! もはや「小銭入れ」と呼ぶのもためらわれるくらい、スタイリッシュでカッコいい。意味もなくパカパカ開け閉めしたくなりそうだ。

ロマン溢れるコインケースに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「カッコいい」
「スパイが世界のお金用意するやつ」
「ジョン・ウィックでありそう」
まさに浪漫の塊
Jタウンネット記者は13日、投稿について池田さんに話を聞いた。

池田さんは、主に精密部品の製造などを行っているキャステム(本社:広島県福山市)で、新規事業本部IRON FACTORYの課長を務めている。話題になっている「アタッシュケース型コインケース『3330』」は、同社で開発された製品だ。

その企画経緯について、池田さんは以下のように説明する。

「アタッシュケースにびっしり入った札束は『ドラマ』や『映画』の世界の中の話ですが、あの浪漫を日常で体感できてしまうのがこのコインケースです。
その名の通りアタッシュケースの中に日本円の硬貨を収納でき、会計時にケースを開けてお金を出せるという、まさに浪漫の塊とも言える商品となります」

つづき
https://j-town.net/2022/06/15335357.html