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街頭演説で支持を訴える立憲民主党の枝野幸男前代表=2022年6月18日午後4時35分、東京都杉並区、鬼原民幸撮影

立憲民主党・枝野幸男前代表(発言録)

 政治って何のためにあるのか。困った時、苦しい時、いざという時に人生を支えて前に進めていく。その力になるために、普段から税金を納めていただき、政治が、行政がある。

 昭和の日本は右肩上がりだった。政府は小さい方がいい、できるだけ民営化しようと。大阪の人たち(日本維新の会)が新しいことのように言っているが、これを大々的にやり始めたのは(元首相の)中曽根康弘さん、40年前だ。

 令和になり、経済は右肩上がりによくならない。高齢化が進み、病気になる人が飛躍的に増える。そして少子化の時代。この変化にもかかわらず、相変わらず小さな政府だ、民営化だ、規制緩和だ、こんなことをやっているから日本はいつになっても立ち直れない。

 いざという時に頼れる、力のある政府を取り戻す。もう一つの軸を、旗を明確に掲げてこの国を立て直していく。(18日、東京都杉並区の街頭演説で)

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