鳥取県立博物館(鳥取市)で20日、開催中の「ティラノサウルス展」(読売新聞社など主催)に関連し、参加者が恐竜の着ぐるみ姿で展示物を観覧するイベントが開かれた。

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復元したティラノサウルスの骨格(左)を恐竜の着ぐるみ姿で見学する参加者たち(20日、鳥取市の鳥取県立博物館で)

 主催するティラノ展実行委員会(県立博物館、日本海テレビ)が休館日を利用して企画。事前申し込みの3部制で実施され、午前10時からの第1部には、持参した着ぐるみをまとった15人が入館した。

 着ぐるみ姿で、ティラノサウルスの全身復元骨格などを熱心に見て回ると、着ぐるみなしの「ホモサピエンス」として参加した人たちが、ユニークな様子をスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいた。

 約5000円で購入した着ぐるみで恐竜になりきった鳥取市の会社員の女性(38)は友人3人と参加し、「視界は少し悪かったけど、古代の肉食恐竜になった気分で楽しめた」と喜んでいた。

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