0001きつねうどん ★
2022/06/24(金) 06:23:08.01ID:CAP_USERhttps://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220623-OYT1I50178-1.jpg?type=large
カリブ海のマングローブの落ち葉に付着していた白い糸状の巨大な細菌(研究チームのジャンマリ・ボランド氏ら提供。科学誌サイエンスより)
チームは、カリブ海にある仏領グアドループのマングローブ林で、落ち葉に付着していた糸状の生物を発見。電子顕微鏡などによる解析で、細胞の中にそのままDNAが存在するなど、細菌の特徴を持つことを確かめた。これまでは、近縁の細菌の0・75ミリが最大の長さだったという。
発見された細菌は、薄い膜が筒状に広がり、筒の内部を液体が満たす構造になっていた。膜の部分にDNAや、たんぱく質を合成するリボソームがあった。
細菌は大きくなるほど、栄養分などが細胞内にうまく取り込めなくなり、サイズは制限されると考えられてきた。チームは、薄い膜の部分に必要な機能が集約された特殊な構造が、この細菌の巨大化を可能にした一因とみている。
山形洋平・東京農工大教授(応用微生物学)の話「人で言えば、富士山よりも高い身長の人がいるようなもので、常識では考えられない。非常に興味深い成果で、どのように成長し、生命活動を維持しているかなど、今後のさらなる解明を期待したい」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220623-OYT1T50290/