勤務中に性行為をして職務を怠ったとして、愛媛県警は8日、男性巡査部長(30歳代)を停職3か月、女性巡査(20歳代)を減給100分の10(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。上司だった男性をより重い処分とした。 県警によると、2人は昨年9月~今年3月頃、一緒に勤務していた交番などで複数回にわたって性行為をした。今春に別々の所属となり、女性が上司に相談して発覚。男性は既婚者で、2人は不倫関係だった。 女性は依願退職し、男性は巡査長への降格を申し出て受理された。2人は「同僚や組織に迷惑をかけた」などと話したという。 また、警察学校の射撃場に拳銃を放置したとして、本部所属の警部を所属長注意、警部補を本部長注意とした。県警は「プライバシー保護」を理由に性別などを公表しなかった。