https://s.japanese.joins.com/upload/images/2022/07/20220711083544-1.jpg
フィリップ・ゴールドバーグ氏。[写真 駐コロンビア米国大使館ホームページ]

フィリップ・ゴールドバーグ新任駐韓米国大使が10日、韓国に到着した。今年5月初めに米国議会の承認を通過してから2カ月になる。

ゴールドバーグ大使は同日午後、仁川(インチョン)空港から入国した後、「我々はグローバルパートナーとして、同盟として、両国国民により多くの繁栄と安保を提供するため、共に多くのことをすることができる」と述べた。

ゴールドバーグ大使は、まず韓国語で「アンニョンハセヨ(こんにちは)」と言った後、「駐韓米国大使に任命されたことを光栄に思う」と所感を述べた。また「両国関係の重要な瞬間に米国国民とバイデン大統領を代表することができて光栄」と述べた。

続けて「韓米関係は紛争の中で得た偉大な同盟であり、両国大統領の首脳会談のおかげで民主的価値を基盤とするグローバルパートナーシップとして進んでいる」とし「韓国はとてつもない発展を遂げており、韓国人の独創性と勤勉・誠実さは世界的に認められている」と述べた。

ゴールドバーグ大使は「ソウルから済州(チェジュ)、京畿(キョンギ)、光州(クァンジュ)、釜山(プサン)まで、韓国をたくさん旅する計画」とし、「多様な階層の人々に会えることを期待する」とし、「民主主義国家で自由の礎であるメディアとの対話も期待する」と述べた。

ゴールドバーグ大使は再び韓国語で「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と述べ、コメントを締めくくった。

ゴールドバーグ大使は、ボリビア、フィリピン、コロンビアに続いて韓国が4番目の大使としての赴任地というベテラン外交官だ。バラク・オバマ政府時代の2009~2010年、国務省の国連対北朝鮮制裁履行担当調整官として制裁履行を総括した。ゴールドバーグ大使は、北朝鮮の7回目の核実験がいつでも強行されるおそれがあるなど挑発が日常化している状況で、韓国政府高官に随時会い、対北朝鮮政策を調整することになる。

https://s.japanese.joins.com/Jarticle/293030