沖縄県の玉城デニー知事は11日午前、参院選でオール沖縄勢力の伊波洋一氏(無所属)が再選したことに「米軍普天間飛行場の辺野古への移設はやめるべきだということが明確になった」との認識を示した。

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参院選から一夜明けて沖縄選挙区で「オール沖縄」が支援する伊波洋一氏当選に「辺野古新基地反対の民意が明確に示された」と述べる沖縄県の玉城デニー知事=11日、沖縄県庁

 相手候補が新基地建設を容認したことで「争点の一つになったということは明確だった」と指摘。一方で、伊波氏に関し「経済の問題、県民の生活を守るべきということも訴えた」と述べ、基地問題に対する姿勢とともに総合的に評価されたとの認識を示した。

 9月の知事選に向けては「(結果を)総括し、分析して気を引き締めて臨みたい」と意欲を示した。県庁で記者団に答えた。

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